腹部超音波検査(エコー)

 腹部超音波検査(エコー)とは超音波を使い’おなか’などを調べる検査です。レントゲンとは違い、超音波ですから副作用や身体に対する悪影響が全くない極めて安全な検査です。それぞれの臓器に以下のような検査の有効性がありますので興味のある方・該当する臓器に症状を認める方・以前に他院で指摘を受けた方などは気軽に御相談下さい。

肝臓
 肝臓の精密検査の為にはエコーは必須の検査です。肝腫瘍・肝硬変・肝内結石・脂肪肝など多くの疾患を確認できます。

胆嚢
 胆嚢の疾患に対してエコーはCT以上に効果があります。胆石・胆嚢ポリープなど5mm程度のものも発見可能です。時々右腹部痛がある方などは一度検査することをおすすめします。

腎臓
 腎臓もエコーが非常に有効な臓器のひとつです。腎腫瘍、腎嚢胞、腎結石、水腎症など多くの疾患を確認できます。検尿で潜血を指摘されたり、間欠的な背部痛を認める方は一度検査することをおすすめします。

’もうちょう’
 虫垂炎(もうちょう)の場合にもエコーは威力を発揮します。通常、虫垂はエコーでは確認できませんが、炎症が強く腫大した場合は観察でき手術の必要性の判断を手助けします。

その他の臓器
 上記以外にも腹部では膵臓、副腎、脾臓、動脈、静脈、リンパ節など精査可能です。また、腹部以外でも胸水の確認、甲状腺、乳房などでも非常に有効です。なお、胃、大腸、小腸など管腔臓器では壁外に浸潤するほど大きな癌以外はエコーのみでは検査不十分です。早期発見には内視鏡検査が必要となります。

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