在宅医療・在宅ホスピス について
在宅医療
在宅医療とは計画的な医学管理のもとに定期的に往診することを言います。今までは病院に通院していたが、段々とそれが困難になって、今ではご家族が薬だけ取りに行っておられる方、また、特に症状も変わらず、特別な治療をしているわけでもなく、自宅に帰りたいと思われている入院中の方、などは在宅訪問診療を利用されたらいかがでしょうか。これにより住み慣れた家で家族とのつながりを大切にしながら過ごす事が可能です。具体的には月に2回程度、決められた日に診療に伺います。血圧測定、内科的診察はもちろんの事、採血、心電図、エコー、褥創処置なども行えます。在宅酸素療法や胃瘻・胃チューブからの経管栄養の方なども問題なく充分に対応出来ます。私は慢性的な病状なら、病気の種類にかかわらず、ほとんどの場合 在宅医療で対応できると考えています。当然、私の携帯電話番号はお伝えしますし、訪問看護ステーションや介護サービスと連携を取り、24時間連絡がとれる体制になっています。「わざわざ先生に来てもらうのは‥」などとご遠慮される必要は全くありません。大病院と違いむしろ我々のような小さな診療所こそがやるべき使命と考えています。
当院での在宅ホスピスについて
近年、医学の発展・早期発見などによりがんは必ずしも不治の病では無くなってきました。しかし、残念ながらがん患者様の半数は亡くなってしまいます。ホスピスでは、がん患者様の約半数に起こりうる終末期をいかに充実した生として過ごすかを大切にします。末期患者様に対する治療の第一の目標は、できる限りの苦痛のない、意義ある生活を維持していただくことであって、延命を企てるものではありません。一般病院ではこの点が不十分なことがしばしばあり、治らない患者様を軽視する傾向があります。ホスピスでは延命のための治療ではなく、むしろ症状緩和のための治療が主となります。また、ホスピスとは基本的にケアの概念であり、ケアのための特定の場所や施設を意味するものではありません。緩和ケア病棟や病院に入院することだけがホスピスでは無いのです。むしろ、自分の家こそホスピスに最もふさわしい場所と考えられます。多くの方がこの大切な時間を住み慣れた家で家族といっしょに過したいと思われているはずです。現代医学では、在宅でも充分に痛みや苦しみを薬などで抑える事ができます。緊急時にはあらかじめ伝えている携帯電話番号に連絡していただければ、私と常に連絡が取れます。介護スタッフも24時間連絡の取れる体制をとっていますので、安心して自宅で過ごすことが可能なのです。ご家族には介護に対するさまざまなご苦労が出てきます。また、家庭に死者の出ることは悲しいことに違いありません。しかし、その悲しみはいずれは癒され、家族の成長の糧となるような有意義な経験でもあるのです。
ただし、自宅が絶対の場所ではありません。介護が継続できなくなった場合や自宅での治療が困難になった場合は、紹介状のもと、緩和病棟など他の病院に入院していただく事ももちろん可能なのです。
当院ではできる限り私自身が患者様の様子を伺うために頻回に訪問させていただきます。 加えて、訪問看護スタッフ・ヘルパーなどと提携し、総合的なホスピスケアを提供していきます。何でも遠慮されず、気軽にご相談ください。
当院はどなたでも往診・在宅医療に伺いますが、責任ある医療に従事するため旧小郡町中心の山口市(旧徳地町など遠方は除く)・美東町の一部 に限らせていただきます。往診・在宅医療の御要望があれば以下にぜひ御相談ください。
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