前立腺癌について

 前立腺は男性(女性にはありません)の尿道を取り巻く通常はクルミ大の臓器で、精液の一部をつくっています。前立腺癌は、欧米ではすでに男性悪性腫瘍第一位で死亡率も第二位となっています。日本でも近年急速に増加しており、特に食生活環境の欧米化に強く関係すると言われています。

 前立腺肥大症は排尿障害が主訴となる良性疾患で癌とは違い、一般には内服治療でコントロール可能な病気です。

 前立腺癌は肥大症に比べ排尿障害があまり強く表に出ず症状が強く出る頃にはかなり進行してしまっていることも多く、早期発見が重要になります。幸いなことに前立腺腫瘍マーカー(PSA)の登場で採血により高率に発見できるようになりました(他の癌の腫瘍マーカーはそれだけではあまり効果がなく画像診断が必要ですが)。

 山口・小郡地区では現在検討中ですが、他の自治体では検診によりスクリーニングが行われている所もあります。

 検査は採血のみですから50歳以上の方や排尿障害を認める方は、年一度検査されることをお勧めします。

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